ぶきような想い




「でも、好きな奴のためならできる」





「え?」











シオン…もう私耐えきれないの

これ以上アンジュリナさんといちゃつくの見たくないよ…











「私もう二人の姿見たくない
悲しくて悲しくて。自分じゃなくなりそうで
嫉妬と悲しみと悔しさでいっぱいになる」





「あぁ」











私が顔を上げるとそこには











「シオンさん…ナツホさん」











アンジュリナさん…


切ない表情…





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