ぶきような想い




教室に戻るとおそらくシオンも春くんと瑛太くんに言ったのだろう
二人とも微妙な顔して笑っている











「詩音と夏歩、二人とも目冷やさなきゃ腫れちゃうぞ」











春くんは自分の瞼のとこを指差しながら私達を笑ってくる











「わ、やっぱりバレた??」





「もう夏歩なんてすごいぞ」





「そんなに!?ちょっ、行ってくる!」











私は恥ずかしさと気まずさから保健室に行こうと駆け出す



けどそんな手を掴んだのはシオン











「俺もついて行く」





「あ、ありがと!」











…と言うことで
またしても二人で授業サボります笑"





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