ぶきような想い




「中原くん!どうしたの?」












私が駆け寄ると中原くんはニコッと笑ってくれる











「今日、告白しようかなって…」





「えっ!?」











彼氏がいるのに?

そんなのつらいだけじゃない?











「俺の気持ち知ってもらうだけでいいんだ
悲しくなることもわかるけど…でもいいたい」











そうか……中原くんは強い人なんだ



この決意の目だから
きっともう変えれない事実なんだろう











「そっか…頑張ってね!」





「ありがとう
よければ…練習終わったあと校舎裏に連れてきてもらえないかな?」











おおおーーっ!


初めて中原くんが頼ってきてくれた!!











「任せてっ!」





「ありがとう!」











そんな私達をことちゃんと美香が見ていることにも気付かず
盛り上がっていた





< 236 / 263 >

この作品をシェア

pagetop