ぶきような想い
「中原くん!どうしたの?」
私が駆け寄ると中原くんはニコッと笑ってくれる
「今日、告白しようかなって…」
「えっ!?」
彼氏がいるのに?
そんなのつらいだけじゃない?
「俺の気持ち知ってもらうだけでいいんだ
悲しくなることもわかるけど…でもいいたい」
そうか……中原くんは強い人なんだ
この決意の目だから
きっともう変えれない事実なんだろう
「そっか…頑張ってね!」
「ありがとう
よければ…練習終わったあと校舎裏に連れてきてもらえないかな?」
おおおーーっ!
初めて中原くんが頼ってきてくれた!!
「任せてっ!」
「ありがとう!」
そんな私達をことちゃんと美香が見ていることにも気付かず
盛り上がっていた