ぶきような想い




昨日いっぱい考え過ぎて
ほとんど寝れないまま夜はあけてしまいました





待ち合わせは10時駅前






何もすることもなかったから
30分まえにはついてしまった











「まだきてないよねー」











そりゃ当然だ
いくら早く来るって言っても30分はないわ



適当に時間つぶせるところもないしなぁ
一旦家に帰ろう



と思って踵を返すと











「あ!夏歩!」





「春くん!」











春くん達には何となく知られたくない
シオンのことも知ってるし

なんか嫌だったから…


って結局シオンのことばっか考えてるじゃん










「あ!シオン!!」











春くんはいきなり叫んで指をさす











「えっ!!どこっ!?」











見渡すけどそれらしき人はいない




騙された…ってショボンとなると
春くんが頭をポンポンとしてきた





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