ぶきような想い
翌朝
綺麗な青空で卒業式日和の天気
これで制服着るのも最後かぁ
3年間ありがとう制服
いつもよりゆっくりと思い出を思い出すように準備をしていざ出発
「いってきます!」
ことちゃんと美香と一緒に登校
そしてこれが最後だろうね
ことちゃんは事務員になるってもう就職は決まっている
美香はトリマーになりたいって大学進学
私は空港職員として就職は決まっている
「本当にそれぞれ道が違うよね」
ことちゃんさ少し寂しそうに笑っている
そっか…春くんは建築家になるんだったよね
つまり大学進学
瑛太くんは父親の跡継ぎで実家の電気屋さんを継ぐみたいだけど一応大学進学
「違うけどきっと変わらず仲いいよ」
「絶対に仲いいままにする」
「私たちの友情舐めちゃダメだよ♪」
そうだよ
ずっと色んなことに一緒に挑戦してきた仲間だもん
そんなもんじゃ壊れないよ
「よーし!卒業式で泣くぞー!!」
「おーーっ!」
いっぱいの思い出をみんなで分かちあって泣くんだ