ぶきような想い

「すみませんね〜可愛くなくて！
別にいいもんねーーーっだ！」









それでも強がってしまう私…









「お前可愛げねぇな」









シオンはそう追い討ちをかける




ぐさっどころじゃないぞこれは！！






めちゃめちゃ悲しいよ…




あーあー泣きそう


私が涙目になるとシオンは頭をポンポンしてきた









「何泣きそうになってんだよ
冗談だっつーの」





「な、泣きそうになってない！」









頭ぽんぽんなんて…照れる




もー本当に好きだーー！




きっと今顔真っ赤だろうなぁ









「な、夏歩ちゃんもしかして…」









詩音ちゃんはすごく小さな声でそうつぶやいた




あ、詩音ちゃんに気づかれた…？？









「はぁ、そんなに俺のこと好き？」





「は！？」









急に何いうんだ！！

え！？ばれた！？