ぶきような想い
「おめぇいい加減にしろよ」
急に後ろから声が聞こえ振り向くと
すごい怖い顔のシオンが立っていた!
いつからそこに…
「書類散らかして叫ぶだけ叫んで何がしてぇんだよ。訳わかんねぇのお前だよ
そんなに告白したの気まずいか?」
「なっ!!」
普通にそんなこと言う!?
デリカシーなさすぎ!!!
「気まずいに決まってるじゃない!
言うつもりなかったんだもん!」
「でも言ったんだろ?そんだけ俺が好きなんだろ?」
まぁそうなんだけど…
自分で言うなよ
「別に嫌いじゃねぇし
俺を振り向かせたけりゃもっと頑張れよ」
む、むかつくぅこのドヤ顔
でもなんかもういいやって思えてきた
こうなったら押して押して押しまくる!!
「じゃあ覚悟しなよ!!
私は絶対振り向かせるからね!」
「おーおー頑張れ頑張れ」
うん、よかった
よっしゃ!がんばるぞ!!