ぶきような想い
翌日
今日から頑張るんだ!
スカートもいつも短いけどもうひと曲げして
少しだけ、ほんと少しだけ化粧して
シオンが少しでも振り向いてくれるならこれくらいする!
私が学校に行くとことちゃんと美香が近寄ってきた
「夏歩ちゃんなんか今日雰囲気違う?」
真っ先に気づいてくれたのはことちゃん♪
「わかった!?
少しだけ化粧してもうひと曲げしてみたの!」
「すっごいいいよ!!
元から可愛いのにそんなしたら人気出すぎちゃうよ♪」
「そんなことないない!
でもありがとね!」
「でも急になんで??」
ことちゃん気付いてくれ〜!
そこに入ってくるのはニヤニヤした美香
「そりゃもちろんシオンくんのためよねぇ〜
振り向かせるんだもんねぇ〜」
ニヤニヤしすぎ!
まったく!
「そうだよ!絶対振り向かせるんだもん!!」
私がそう言うと2人は固まる
あれ?私何か変なこと言った??