ぶきような想い



「うっさいバカアホ!!
そんなに言わなくてもいいじゃん!
こっちはあんたのこと好きなのよ!?なのにそんな言われたら悲しいじゃん!」









私がそう言うと春くんがヒューっと口笛を吹く









「言うね〜夏歩ー!
なんか今までのシオンの彼女とは違うタイプですげーいいと思う!」





「ち、違うタイプか…ありがと」









なんだ…違うタイプか



これ勝ち目ないんじゃ…





私が落ち込んでいるとシオンが春くんの頭をガツンと叩く









「余計なこと言うな!
んなことばっか言ってっからおめぇは好きな奴と進展出来ねぇんだよ」





「ちょっ!!シオンこそ!
んなこと言うなよ!!」









え、春くんに好きな人いるの?




私の隣にいることちゃんが泣きそうな顔になる




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