ぶきような想い




言われて見ると本当に隣の席どうし…


あ〜も〜本当についてない!!









「いや〜しかし俺の名前を知っててもらえていたなんて光栄ですよー」







「棒読みでそんなこと言われても嬉しそうじゃないけどね」









そもそもこの学校でこいつの名前知らない人なんていないと思うしね






顔がいいから人気だし



みんな目を覚ました方がいい!顔が良くてもこんな人をバカにするような人なんだよっ!





まぁいくら私が心の中で思ってても変わらないのでそんなことは振り払おう!










「それより夏みかんコンビってなによ」









さっきこいつが言ったことが気になって仕方ないから仕方なーーーく聞いてあげる





すると案外すんなり教えてくれるもので…









「夏歩の夏と美香ちゃんがみかんみたいな名前ってことで夏みかんコンビ!
結構お前ら有名だぜ?知らなかったのかよ」






「そんなの知らないよ!
有名なんてあんたに言われたくないわ」






「は?俺が有名なのは知ってるから」









当たり前かのようにドヤ顔してくるこいつの顔を机に叩きつけたくなったのは私だけじゃないはず!







でもなんか憎めないやつだなぁ〜






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