ぶきような想い



ってね!!

思考停止してる場合じゃなーーいっ!!





私はシオンを私から離す










「なんでそんなこと好きでもない人とできるの!?
好きじゃないならそんなことしないでよ!」





「え?ダメなの?
お前は嬉しいんじゃねぇの?」










嬉しいよ


嬉しいけどこんなの悲しいじゃん










「そうやってなんとなく付き合って別れるなんて嫌だから!!
だから私はそんなの求めてない!
軽い女じゃないんだからね!!」










悲しかった嬉しかった


色んな気持ちが入り交じって叫んでしまう









「なんで、んなこと知ってんだよ
…春か。あいつあとでしめる」









なんでそんなに怒るの?

怒りたいのはこっちだっつーの!!









「春くんは関係ないでしょ!!
全部自分がしたことなんだから!!
もう知らない!!」









私はこれ以上一緒にいたくなくて走って学校へ戻った





涙は何もわかってない今流すべきじゃないから流さなかったけど



それだけでも褒めて欲しい


なんてね…





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