ぶきような想い
プルルルルプルルルル
と電話がかかってきた
誰だろ?
「もしもし?」
『夏歩!!早く中庭に来て!』
「美香?」
『そうよ!!いいから早く!』
そう美香は言うだけ言って勝手に電話を切った
なんなんだ!なにがあったの美香!
「どうした?」
「なんか美香が早く中庭来いって…」
「そ、じゃあ行くぞ」
「えっ?」
私が何か言うより早くシオンは私の手を取り走り出した!
足速っ!!
よかった陸上部で…なんて考えてる暇なんかないっ!!
とにかく私達は急いで中庭に行った