ぶきような想い



シオンが電話をしてしばらくすると










「なんだー?シオン用事って」









そう、美香の彼氏の瑛太くんが来ました









「あ〜とりあえず彼女と話し合えよ」









シオンさん…二人とも凍りついてますよ?









「は、話し合うことなんてないけど!!」









美香は強がったように言い放つとぷいっとそっぽを向く









「お、俺もないけど」









瑛太くんまでもがそう言うとシオンはひっくい声で瑛太くんを脅す









「特別感ある文化祭だし言っとけよ
それとも何?俺の言うこと聞かねぇの?」





「…嘘です」









うん、怖いよね

わかるよ瑛太くん









「えっと〜…最近ちょっとあることで悩んでたんだけど…その、俺と美香が付き合ってていいのかなぁって思ってて!」









このこは!

ゴリラのくせに余計なこと考えてるのね!←








「なにそれ、付き合っていいから付き合ってるんじゃん
冷めたなら冷めたって言えば?」









だめだ

美香は意固地になってる









「俺は美香が好きだよ!!
でもこんなゴリラよりもっとかっこいい人の方が可愛い美香には釣り合うと思って」









ゴリラって自覚あるんだ



まぁね…美香は美人だもんね









「はぁ、私はあんたがいいから付き合ってるの!!ゴリラは黙ってついて来なさいよ!」









このカップルおもしろすぎる笑"



ことちゃんカップルは可愛くて

美香カップルはおもしろい




私は…独り身です笑"









「は、はいっ!!!
俺はもう何も考えずずーーっと美香についていく!!」





「それでいいの!
じゃあ後夜祭は…付き合ってよね?」





「もちろん!!」









ま、まぁなんかよかった!



この二人にも幸せになって欲しいな♪





ゴリラだけどいい人じゃん♪




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