ぶきような想い
「ただいま〜」
部活も終わり家に帰ると母が私に近寄ってきた
「夏歩、お母さん達が離婚したらどっちについていく?」
え、なにそれ
すごい嫌な予感がするんだけど…
「どっちにもつかないよ!
離婚なんてしたら許さないんだからね!」
「そ、そうよね
ごめんね夏歩」
何もないなら謝らないでよ
これはお兄ちゃんに聞いてみるしかないな
あ、私には2つ上の兄がいる
とりあえず自分の部屋に荷物を置き
お兄ちゃんの部屋に行く
「お兄ちゃん、開けるよ?」