ぶきような想い
翌日
私はいつも以上に髪型もスカートの丈も気にしながら登校しました!
いや、なんかほぼ1か月ぶりにシオンに話しかけようとしているのですから…
ね!緊張するじゃん!?
ま、まずはおはよう。
おはようおはようおはよう
よし!いこう!!
私が気合を入れて学校に入ると下駄箱にシオンがいました
やっぱタイム
いきなりすぎて心臓止まりそうだから…
「お、おは…「シオンくんおはよー!!」」
はい…おはようと言おうとしたら
横から入ってきた女子から遮られました
無念。
最近よく女子に囲まれてるなぁなんて…ヤキモチやいてます
「シオンくん今日もかっこいいね♪」
「は?んなもん当たり前だろうが」
「今日放課後デートしない??」
「無理。お前に興味ねぇ」
ん、まぁこの会話を聞いてこの子はないと思ったりして…
失礼かな?でもなんかちょっとホッとした
「夏歩」
私がシオンの横を通り過ぎようとしたら
あのシオンさんに呼び止められましたっっ!!
やばいやばいっ!
嬉しすぎるんだけどっ!