君がとなりにいた日には
第四章...あなたの存在

好きだよ

聖也...。


あたしどうしたらいいの...。


好きだよ。すごく、。


なのに届かない。どうして...。


好きなのに...。


また、あのシチュエーションだ。



夕日...、


夕日だけがあたしを包んでくれる。



そう言えば、あの時呼ばれた時もこんな感じだったっけ。


ガラガラ


「柚衣...。」


そこにいたのは聖也だった。


「聖也、、。どうしたの。なんでここにいるの。」


タッタッタッタ


急に近づいてきた、 。


ギュッ


「......///」



「ちょ、ちょっとどうしたの...、」



「もう少しこのままでいてくれ。」



「...。うん。」


まって、 聖也泣いてるの?どうして。でも、聞けない。いえ、聞かない。



「ずるいよね。聖也はいつもこんなことして、おもわせぶりな態度ばっかとって。最低だよ。」



「ごめん。いまはそれしか言えない。」



二人はしばらくそのままでいたが、聖也は先に帰ってしまった。
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