Dear .

朝のお約束 .

( ピピピピピピピ...... )

あおいー!起きなさーい!


「 ふああ 」

6時20分私は起床する。

母のこの叫び声で起きる。

なんとも 不愉快な朝だ。

本当は眠い。とても眠い。

部活をやっていた頃と変わらない時間である。

何故こんなに早く起きているのかというと

朝は誰も先生をとる人がいないからだ。

先生と朝一で言葉がかわせるのなら

こんな 眠さ苦ではない。

そんなことを考えながら足早に用意をする

7時 私は家を出る。

いつも通り 音楽を聴きながら

気分は爽快 清々しい朝である。

1人が好きだし

こんな時間だと3年はいないから楽なのだ。

しかし たまに

「 葵先輩!!!! 」

という声が聞こえる。

イヤフォンをしていても聞こえる。

していなければどれだけデカイのか。

私はしていて良かったと 心から思う。

「 あ、おはよ〜朝練がんばれ〜 」

と言いながら 私は学校へ急ぐ。

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