意地悪なキミの好きな人
「浮気?するわけないだろ。バカ。」
「でもあの女の人……。」
すると先輩はニヤリと笑った。
「妬いちゃったんだ?俺がおまえの誘い断って麗華の家行ったから。」
「ち、ちがっ……」
ニヤニヤしながら聞いてくる先輩の胸に顔をうずめる。
「ちがいますよ……妬いてなんてないです。ただ……モヤモヤして嫌な気分になっただけですから。」
「野原……それを妬いてるって言うの。」
すると先輩は私を壁に押し付けた。
「ごめん…抑えらんねぇかも……」
「んっ……」
そして降ってくるキス。
「んぅ…っ……」
なんと舌が入ってきた。
「……せん…ぱ…っ……ゃん……」
「黙って。」
そう言われれば黙るしかない。
しばらくして苦しくなり先輩の胸を叩くとやめてくれた。