意地悪なキミの好きな人

「うぅ……」



半ば強制的に着替えさせられる。



うん、やっぱり私には似合わない。


ってか、露出多すぎませんか？これ。



ワンピースっていっても、丈が短くて、胸元も開きすぎている。



「着替えた？」



「うん…」



クラスの女子に見せに行くと、



「お、似合ってんじゃん。可愛いよ。」



何て言われる。




「本番は髪とかも可愛くやってあげるね。」



「ありがと。」



ニコニコとした笑顔で言われれば断ることなんてできるわけがない。



「よし、じゃあ制服に着替えて。あとは最終確認するから。」



「うん。」



制服に着替え、最終確認に挑んだ。