意地悪なキミの好きな人




「みーちゃん、如月くんを待ってるの?」



「あ、はい。」



りっちゃん先輩の質問に答えるとまゆりん先輩が口を開いた。




「如月くんならもうすぐ来ると思うよ。てか、如月くんより私たちと遊ぼうよ!」



「こら、麻結。そういうことは言わないの。
確かに如月くんはつまらなそうだけど、みーちゃんは如月くんが好きなんだから。」



その言葉に私とまゆりん先輩は苦笑する。



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