意地悪なキミの好きな人
「真美ちゃん?」
さっきから、まさか坂本が美桜のこと……と独り言を言っている真美ちゃんに声をかける。
「もういいわ。それよりあんた、宿題やった?」
「へ、うん。まさか真美ちゃんやってないの⁉︎ 」
そう聞くと真美ちゃんは手を合わせた。
「見せてっ!」
やっぱそうなるか。まぁいいけど。
「はい。」
「ありがとっ!」
英語のノートを見せると真美ちゃんは早速写し始めた。
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