意地悪なキミの好きな人




すると、お姉ちゃんが家に帰ってきた気配がした。



リビングに行くとお姉ちゃんは急いで塾の支度をしていた。



「のんびり話し過ぎちゃった!急がなきゃっ!」




そんなお姉ちゃんに、




「どーだった?OKだった?」



そんなことを聞いてみる。



お姉ちゃんは告白だって言ってないけどカマをかけてみる。



「えぇ、OKだった!」



嬉しそうに笑ってからお姉ちゃんはまた塾の準備に戻った。



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