意地悪なキミの好きな人




駅前に行くと新しい店を見つける。



喫茶店で、入ってみる。



カランーー


「いらっしゃいませー!」



入ると鐘?の音と店員さんの声。


席に案内されて、メニューを渡される。



「これにしよ……」



紅茶を頼むために店員さんを呼ぶと、



「如月くん、14番の席行ってー!」



店員さんの声がした。


待って、今如月くんって……。



「ご注文がお決まりでしょうか?」



当たり前だけど出てきたのは別人で。
まぁ、先輩は部活中だしね。



名札の如月、という文字から目を離せないでいると顔を覗きこまれる。



< 96 / 335 >

この作品をシェア

pagetop