意地悪なキミの好きな人
駅前に行くと新しい店を見つける。
喫茶店で、入ってみる。
カランーー
「いらっしゃいませー!」
入ると鐘?の音と店員さんの声。
席に案内されて、メニューを渡される。
「これにしよ……」
紅茶を頼むために店員さんを呼ぶと、
「如月くん、14番の席行ってー!」
店員さんの声がした。
待って、今如月くんって……。
「ご注文がお決まりでしょうか?」
当たり前だけど出てきたのは別人で。
まぁ、先輩は部活中だしね。
名札の如月、という文字から目を離せないでいると顔を覗きこまれる。