悲劇の姫〜海賊になった少女〜

「トレニア、お前はコーデリアと差がありすぎる。恥ずかしくないか?」


「五月蝿いわ、ユリジュス!私はあなたにはもう興味はない!」


トレニアは目をキラキラさせながら、私の方を向いて


「コーデリアお姉さま!今度私とお茶でもいかがですか?
カーペンター最高のお茶をご馳走します!」


「ありがとうございます」


「敬語はやめてください!私の年は十六お姉様と四つも違うのですから!」

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