悲劇の姫〜海賊になった少女〜


「俺の名はルイ。たった一人の姫を助けに来た。」


私の言葉を遮るようにして窓が割れ、長身の男がとびこんできてそう言った



「ル〜イ。カッコつけたいのは分かるけどダサいよ。」



ガイアの懐かしいゆるい声がきこえる。


「うるせえ。ガイア、お前はそのこを。」


「は〜い」


ルイがボスなんじゃないの…?

ねえ、もう分かんないよ!!


分かんない…


分かんない…よ

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