悲劇の姫〜海賊になった少女〜


「はい!これ以上はいねえなー。決定!」


わたし達は、百万円で買い取られて船に連れていかれた。


「放せよ。」


私は地下室に投げ込まれた。


「船長が帰ってくるまで、そこでジッとしてろ。」


「はい。」

黙っている私に変わり、トリスタンが返事をした。

ドアに鍵をかけて出ていく男たち…


「これから…どうなるのかしら。」

< 26 / 154 >

この作品をシェア

pagetop