愛のカタチ


〝もうやめて…!!誰にも言わないから…ずっと美夜の傍にいるから…!!〟


『ほんと?!』


なーんてね

そんな嘘信じるわけないじゃない。

必死に頷くお姉ちゃん。


『ごめんね…お姉ちゃん…立てる…?』


〝わかってくれたならもういいの〟


なんて言うお姉ちゃんを支えながら

ちょっとずつ歩き出す



お姉ちゃんが一人で歩けないのを良いことに


私は崖の方へと向かった

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