誰かがいない


『みんなへ しばらくの間住み込みのバイトをします。だから当分家には帰ってきません』




…お兄ちゃん……?

バイト…新しいバイト始めたんだ。

でも、なんでこんな時に…?




日和の不信感が芽生え始めた頃、兄の雅樹は新しい住み込みのバイトを始め、この家を出て行った。



この家には何かがある…


そう確信した日和。

その時、日和は3年前の事件を思い出していた━━━…






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