裏切りから溺愛くんに出逢いました。
私が泣いてる間,彼は何も言わずただずっと私の背中をポンポンと叩いていた。

その優しさに胸がギュッとなる。

私が泣き止んだのがわかったのか顔を覗く。

「泣いたか?」

「ん…」

さんざん泣いていた私は声があまり出なかった。

「気持ちいいだろ」

金髪男は優しく微笑んだ。

それはそれは綺麗なお顔で。

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