裏切りから溺愛くんに出逢いました。
「よし」

時計を見ると昼休み終わり5分前。

下の売店に行っても誰にも会わないだろう。

…たぶん。

だいたい5分前になって買ってない馬鹿なんていないよね。

自問自答を頭のなかで繰り広げ重い腰をあげ扉に向かった。

階段に出ると教室からの声かわからないがにぎやかだ。

昔私もいたんだ。

なんて考えても意味がないのでなにも考えないようにイヤホンを両耳にあて大好きな音楽を流す。

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