裏切りから溺愛くんに出逢いました。

二人の幸せ



ピーンポーン


「はーい」

パタパタとスリッパの音をたてながら暗い廊下を抜け玄関のドアを開ける。

「オス」

左腕を軽くあげ挨拶。

「おはよう、深月」

スリッパなんか放り投げて深月の胸へダイブ。

深月が迎えなんて珍しい。

「どうしたの?」

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