裏切りから溺愛くんに出逢いました。
なんて呟いたけど実際ヤバイなんて少しも思っていない。

むしろここから、屋上から出たくないと思った。

私は屋上の恥っこ。

ちょうど日陰で涼しいところに座り壁に頭をもたれかけた。

気づくともう太陽が真上にあって午後と言うことを知らせていた。

寝ていたみたいだ。

なんか疲れた。

頭には友達とか必要ないじゃんなんで作ったんだろう、なんであの時学習祖なかったんだろう、と“裏切り”と言う言葉しかない。

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