裏切りから溺愛くんに出逢いました。
それでも涙はでてこない。

寂しくて、悔しいはずなのに涙がでてこなかった。

それから午後の授業もサボり屋上の隅っこで寝ていた。

起きるともうすぐ日が沈みそうだった。

時間を見ようとケータイをさがすが置いてきたことに気づく。

ゆっくり立ち上がり屋上をでてそのまま一階まで下りて玄関をでる。

校庭にはまだサッカー部や野球部が練習をしていてちょこちょこと帰る人もいた。

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