真冬の紅葉が散るように
「私は今でも十分ウブで純粋よ、イチ兄。」




「はいはい。二人とも、喧嘩は良くないよー」






ナツが仲裁に入ろうとしても…





「「ナツ(兄)は黙ってて」」




と振り払う。日常茶飯事だ。




「説明、していいかな?」





タキ兄がニッコリと笑う。





「「「…はい」」」





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