大っ嫌いの反対っ!!
格好悪くないよ。
自分の気持ち伝えただけでも、格好良いよ。
言いたかったけど、同情みたいに思われるかな?と思って言わなかった。
「そうなんだ…。だいじょ…、」
「あぁー。それ以上、言わないでくれ。」
蓮斗が言う。
「心配するなら、自分の気持ち伝えて
成功してから心配して。
お前もこうなったら、一緒に泣こうぜ。
」
今から、告るって言ってんのに。
勇気づけるどころか、……最低な奴だ。
無神経って、言葉が本当にぴったり。
「…俺の分まで、頑張って。
魅希なら、大丈夫。」
蓮斗がうつぶせになり、言った。
なんだ、ツンデレか…。
「ありがとう。」