大っ嫌いの反対っ!!
「いきなり、ごめんねっ。
けど、本当に前から好きだったの!」
目の前にいる奴が言う。
「うん。」
「返事…、決まったなら教えて?」
おいおい、待てよ。
告られたの昼休みだぜ?
まだ、二時間近くしか経ってないだろ。
なのに、もう返事ですか。
「早くない…?」
俺が言った。
「…ごめんねっ。
けど、待てないんだよね…。」
そう言って、笑う。
告白したくせに、ずうずうしいな。←
「決まってなかったら、いいよっ…!」
俺がどんな顔してたのか、焦りだした。
険しい顔してたかも。
決まってなかったらって…。
絶対、OKもらうって思ってんだろうな。