大っ嫌いの反対っ!!
すると、突然悠哉が立った。
「…なんてね。」
笑って言う。
なっ…!?
「ゆっ…悠哉、演技上手すぎっ…!
本当かと、思ったじゃんっ!」
なんか、ガッカリしてる自分とホッとしてる自分がいる。
「ゆ、うや?」
ドンドン、悠哉が近づいてくる。
「演技じゃなくで、まじだけど?」
そう言って、
「……んっ…。」
キスしてきた。
悠哉の唇が離れる。
「やっぱ遊びは、今度なっ!」
私の頭を撫でると歩いて行った。
え……?
「えっ…、ちょ!?」
こんなのありっ!?
けど、悠哉はさっさと歩いて行く。
「なんで、なんでー!?」
そう言うと、右手を振ってきた。
いや、質問に答えてよっ…!
「どうしよっーー!」
私は、ダッシュで家に帰った。