大っ嫌いの反対っ!!
クラスは離れた。
けど、私と花鈴が仲良い事には変わりない。
私は、すぐ電話をかけた。
「出るかな…?」
「もしもし~!魅希?」
花鈴が出た。
「かっ…花鈴っ!?どっ、どうしよっ…!
悠哉がっ!私とっ…!」
「…落ち着いて、話して。」
花鈴が言った。
「うん…。でもねっ…!?」
それから私は、帰りあった事を全て話した。
「そうだったんだ。で?」
花鈴が言った。
「で?」
私は、意味が分からず聞き直した。
「魅希は、悠哉の事が好きなの?」
花鈴が聞く。
「え…!?そんなの…。
分かりません…。」
私は、答えた。
いまいち、好きというのが分かんない。
付き合った事は、二回ある。
けど、二回とも私から振った。
好きだったはずなんだけど、付き合ってから好きか分かんなくなった。
好きだったのかな?と、今でも思う。