大っ嫌いの反対っ!!
「キスされて、どうだった?」
花鈴が言った。
「…ビックリしたし、ドキドキした?」
「疑問系の意味が分かんないから。
じゃぁ、悠哉の事どう思ってるの?」
「えっと…優しくて面白くてバスケ上手で、魅希の事分かってくれて…。」
「うん。」
「カッコ良くて人気者で…。
それと……頭悪くて、でも頑張り屋だし…。」
「ねぇ。」
私が悠哉に対して、思ってる事を言ってたら花鈴に遮られた。
「何?一緒にいたいとか思ったりする。」
私は、言った。
悠哉と居ると、時間があっという間で。
だから、もっと一緒に居たいとか思ったりする。
「はぁー。」
花鈴が大きなため息をついた。
「何っ…!?」
私は、聞いた。
なんか、悪いことしたっ…!?
「好きでしょ。」