大っ嫌いの反対っ!!

「行ってきます…。」

なんかのらない気分で家を出た。


学校に向かって歩いていると…、

「魅希ーーー!!」

大声で私の名前を呼ぶ人が。


私は、振り返った。

「おっはよーっ!」
「オッハー♪」

花鈴と蓮斗だ。


今時、オッハーってどうなのと思ったけど口に出さなかった。


「おはよ。」

私は言った。

「「テンション低っ…!!」」

2人が一緒に言う。


「あれれー?
恋の病というやつですか~?」

花鈴が言った。

「ヒューヒュー♪」

蓮斗が冷やかし?てくる。


なんだコイツら…。

しかもなんか、言い方が古臭い。


「あははー。……うざっ!」

笑顔で言った。

「あたしが、手伝ってあげるから怒らないでよっ!」

「俺も手伝ったげるさっ♪」

2人が言う。


いい迷惑だよ。


って思ったんですけど…、


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