大っ嫌いの反対っ!!

「何で、蓮斗が知ってるの…。」

私は言った。

「昨日、悠哉から電話きたんだよなっ♪」


…最悪。


「そか…。」

私は何にも聞かず、歩きだした。


「魅希に、一目惚れしてたらしいねー♪」

「アイツ、相当惚れてるからな!」

蓮斗と花鈴が後ろから言う。


…やめて。

「あそ。」

私は言った。

「うわっ…。悠哉、可哀想~!!」

「完璧振られるなっ…!」

2人が言う。


「なんで、可哀想とかなるわけっ!
別に振るとか言ってないっ!」

私は言った。

「「あれーー?」」

2人がニヤニヤしながら言う。


……もう、やだ。


「おはよー。」

最悪なパターンだね。


「本人登場ー♪」

花鈴が言った。


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