大っ嫌いの反対っ!!

朝の事があって、なんかテンションが上がらない。


「もう、何なのっ…!!」

私は言った。


「「…………。」」

みんなが見てる。


……。

授業中なのを忘れてた。
自習で良かったと本気で思った。

とんだ恥をかくとこだったね…。



「魅希、大丈夫か~?」

蓮斗が言ってきた。

イラっ……。

「気分悪い。保健室行く。」

教室を出ようとした。


「魅希っ!」

誰かが私の手を掴んだ。

「何…?イライラしてるんだってば。」

「分かった。」

悠哉だった。


「あっ…。」

「ごめん。」

悠哉が手を離した。

私は、教室を出た。


最悪最悪最悪。


今の私の頭には、これしかない。


そして、最悪な事がまた1つ。

「ちょっと、朝いた人だよね?」

もう、何……?

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