大っ嫌いの反対っ!!
バレてるし…。
見てたのっ…!?
「本当の事言いなさいよ。
アタシらの事知らないの?」
友理香が言った。
知らないのって聞くほど、あなた達は有名なの!
「知らない。」
私は正直に言った。
「だよね~。
その前にタメじゃないんだから、やめてくんない?」
えっ、タメじゃない!?
「すいません。」
私は謝った。
しゃぁ、私は先輩に呼ばれてんの!?
なんか、ヤバいね…。
「早く言ってよ。いじめてほしいの?
アタシ達、いじめんの得意なんだ。」
そう言って、私の肩を押してきた。
「早くっ…!!」
友理香先輩?が言う。
もう、ハッキリ言った方がいいよね?
「…違います。
昨日の放課後は悠哉と帰ってません。
友達と帰ってました。」
私は、嘘をついた。
正直に言ったら何されるか分かんない。