大っ嫌いの反対っ!!

「ちょっとっ!
まだ、話があるんだけどっ…!

アンタもいじめてほしいのっ?」

友理香先輩が言った。


「アンタって誰に言ってんの?
私、いじめるとか100年早いし。

どうせなら、私がアンタらをいじめやろうか?」

花鈴が言った。


なんと言う、言葉遣い…。


「だって、佳奈子が昨日の放課後に魅希ちゃんと悠哉がキスしてたとか言うから~!」

友理香が言った。


…あれ、よく考えると…。


「先輩じゃない……?」


「先輩…!?」

花鈴が驚いて言う。


「あははっ~!ウケる!」
「有り得ないし~!!」

爆笑された。


「……何、笑ってんの?」

花鈴が言うと、みんな黙った。


花鈴、強し……。


「私達行くから。
次、私の親友になんかしたら……。
分かってるよね?」

花鈴が笑顔で言う。


「「はい。」」

2人が言った。


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