大っ嫌いの反対っ!!
悠哉の彼女になるには、弱すぎる。
今日、あんな事があったぐらいで怯えてる自分がバカみたい…。
…この先が不安になってきて。
もっと、もっと、怖い事が起こるんじゃないかって…。
…今まで普通に生きてきた。
だから、逆にスゴく怖かった。
本当は、これが始めてじゃないんだよ?
変な噂たてられたり、嫌な手紙がきたり…。
そのたび、花鈴が守ってくれた。
私がどんな事されたか、分かって言ってるの?
「やっぱり…、無、理なの……。」
私は言った。
「分かった。
分かったから…、泣くなよ…。」
悠哉が言う。
「…だって…。」
悠哉の事好きなのに…。