大っ嫌いの反対っ!!
「苦手なんだっ!」
「…まぁ、少しっ!」
悠哉が照れくさそうに言った。
可愛い…。
話してる内に家に着いていた。
「また、明日なっ!」
「うんっ!バイバイっ!」
私は言った。
――――――――
遊園地行けるなんて、嬉しいなっ。
花鈴に感謝しとかなきゃねっ!
「あ…!!」
私はある事を思い出した。
「もしもし~?」
「花鈴…!?」
「魅希~?」
花鈴が言う。
「そうだよっ!」
「何なに!?」
「ねぇ、悠哉の好きな人って誰!?」
私は言った。
実は、噂の事をこっそり聞いてた。
『悠哉君って好きな人いるらしいよ!』
『えぇ~~!?誰だれっ!?』
ここまで聞いてた。
さすがに名前は聞こえなかったけど…。
「はぁ~。」
溜め息をつかれた。