大っ嫌いの反対っ!!
俺の予想だと、新しい女を探すため。

か、多分コイツは花鈴の事が好きなんだと思う。


多分…、俺のカンだけど。


「気持ち悪とか言わないで、お前準備しろっ!」

「分かってるっつのっ!
お前が邪魔なだけ。」

俺は言った。


「あぁ…。悪いねっ!!」

蓮斗が何故か嫌みたらしく言ってきた。


――バンっ


俺の部屋から出て行った。

なんだ、コイツは。

それから、着替えてリビングに行った。

「…はぁ。だから、お前は何?」

俺は言った。

「このトースト美味しいっす!」

蓮斗が言う。

「あら、ありがと~!
どんどん、食べなさいっ!」

お母さんが言う。


いや…、
トーストに美味しいとかなくね?

そんなどんどんとか言う程、朝からトーストを食べるか?

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