大っ嫌いの反対っ!!

「いや、全然っ!今、来たとこ!」

私は言った。

そんな一時間も前から来てたとか言ったらはずかしい。


「魅希~!ちがっ…!」

「来たよ~!」

電車がいいタイミングに来た。


「もうー。」

花鈴が言った。

「こんちわ。」

悠哉が私に言う。

「…あっ、うんっ。こんにちわ…。」

びっくりして言った。


「何?今いる事に気づいたみたいな。」

「いやっ!そんな事ないしっ!」

私は笑って、言った。


「…眠い。」

悠哉が言った。

「…なんで?」

「この馬鹿が、俺ん家に来やがって…。」

そう言って、蓮斗を睨んだ。


「だよな~。」

けど、蓮斗は笑顔で花鈴と話している。

「必死だな…。」

悠哉が言った。

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