大っ嫌いの反対っ!!
「蓮斗も必死なんだよ。」
私は言った。
電車は、座席が空いていて悠哉の隣に座った。
それから、いつものように話して盛り上がっていた。
「そろそろ、着くんじゃねぇ?」
蓮斗が言った。
「本当だ~!見えてきたっ!」
花鈴が言う。
次の駅でおりた私達。
「人多っ!!」
悠哉が言った。
「本当だね…。」
本当、うんざりするほど人が多い。
「やっぱ、人気なんだよ。」
花鈴が言う。
「だなっ!どれ乗るっ!?」
悠哉が言う。
「私、あれ乗りたいっ!」
花鈴が言った。
「……え。」
悠哉が固まる。
「…楽しそうっ♪」
私は言った。
花鈴が指したのは、超ー長いジェットコースターだった。
ここの遊園地のメインみたいな感じだ。