大っ嫌いの反対っ!!
そんな思ってたけど…。
「お化け屋敷へようこそ。
戻ってくるのは、もちろんダメ。
出口を頑張って探してね。」
若いお姉さんが不気味に言う。
「ここから、怖いんですけど…。」
「…面白そうじゃんっ!」
悠哉が笑顔で言う。
なんで、そんな楽しそうなわけ…?
「お二人様で…?」
案内役のお姉さんが言う。
その笑顔も不気味で仕方がない。
「……お一人様です。」
私は、つい言ってしまった。
「違うし。二人ですっ!」
悠哉が言った。
「お二人様ですね。
こちらから、どうぞ…。」
女の人が案内した入り口…。
「お化け屋敷っ!って感じ。」
悠哉が言った。
「うん…。」
ここの時点でビビりまくりの私。